内視鏡検査

 当院では、下記の内視鏡検査と治療を行っております。
 内視鏡の苦痛を少しでも柔らげるため、希望者に対しては鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡)を使用したり、検査時に鎮静剤を導入しています。
 カメラはどうしても無理と仰っていた方も、これなら受けられると評判です。
 鎮静剤を使用した場合は、目が覚めるまで病院のベッドでお休みいただきます。当日、車の運転は出来ませんので、ご了承ください。
 詳しくは、0973-22-1600までお問い合わせください。

内視鏡の検査実績はこちらからご覧いだたけます。

胃カメラ:食道、胃、十二指腸を観察する検査です。

 当院では通常の胃カメラ(経口内視鏡)、鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡)、精密検査用の拡大内視鏡を導入しています。
 そして、①胃カメラの苦痛を少なくする ②病変(癌)を早期発見する 事に力を入れています。
 胃カメラはオエっとなる嘔吐反射のため、きついイメージがあるかと思いますが、当院では胃カメラ時の苦痛を軽減するため、希望者には経鼻内視鏡を用いたり、検査時に鎮静剤を用いることが可能です。
 経鼻内視鏡は従来の経口内視鏡より細いため (5.9mm)、鼻から直接喉にカメラを挿入できます。そのため嘔吐反射が少なく、検査の苦痛が軽減されます。
 また、胃がんは早期発見すれば、患者さんには負担の少ない内視鏡治療で切除でき、治る確率も高くなります。当院では拡大内視鏡や特殊光内視鏡を導入しており、小さながんも発見できる様に努めています。その結果、数mmのがんも度々発見される様になりました。  内視鏡検査  

大腸カメラ

 当院では、経験豊富な医師が前処置の負担を減らし、その人に合わせて太細の大腸カメラを使い分け、必要に応じて鎮静剤を使用し、少しでも苦痛のない検査となるよう取り組んでいます。
 大腸の様々な病気を発見するために最も威力を発揮するのが大腸カメラです。大腸の種々の病変を診断し、必要に応じて治療まで行います。
 特に、大腸がんは世界的に増えており、日本でもがんで亡くなる方のうち2番目を占めるのが大腸がんです。大腸がんは、検診で精密検査を受けるように言われていても、受けない方もかなりいて、なかなか減りません。
 大腸カメラは、「恥ずかしい」「検査が大変」というイメージがあり、受けたくない検査の1つです。しかし、早期発見という意味では非常に高い効果を発揮する検査であり、是非受けて頂きたいです。 内視鏡検査

すい・胆道内視鏡検査(内視鏡的逆行性胆管すい管造影:ERCP)

 すい胆道内視鏡検査は、肝臓で作られる胆汁の流れる胆管、すい臓で作られるすい液が流れるすい管を専用の内視鏡を用いて造影し、レントゲン撮影を行って、胆管やすい臓の病変の診断と治療を行う検査です。
 検査時間が長くなることや、検査後のすい炎等の合併症が起こる事があるため、基本的に入院の上、鎮静下で検査を行います。検査に引き続き、必要に応じて組織検査を行ったり、治療を行うこともあります。

カプセル内視鏡検査

 当院では、最新型のカプセル内視鏡を導入しています。検査では小腸(26x11mm)、大腸(31×11mm)のカプセルを内服して頂きます。入院せずに外来通院で検査を行うことができ、検査中は苦痛もなく外出も可能です。
 元来、小腸は簡単に検査をすることがで傷、小腸の病気を発見するのは難しいとされてきました。しかし、カプセル小腸内視鏡が登場したことで、出血や腹痛の原因となる小腸疾患が発見される様になりました。当院でも検査の結果、小さな小腸疾患でも見つかる様になり、患者さんの治療に役立てています。
 小腸カプセル内視鏡検査の適応は小腸疾患全般 であり、大腸カプセル内視鏡の適応は大腸内視鏡検査が必要であるが腹部手術歴があり癒着が想定される場合となっています。
 検査については、詳しくは0973-22-1600までご連絡ください。 内視鏡検査

カプセル小腸内視鏡検査の特徴

●カプセルを飲み込むだけ → 苦痛を伴わない非侵襲的検査
●放射線を使用しない

適用 全ての小腸疾患及びその疑い例。

*禁忌や禁止の対象となる場合があります。また、胃カメラを追加で行う場合があります。詳しくは担当医師にご相談下さい。

気管支鏡検査

 鼻および気管の麻酔を行い、鼻腔より細い内視鏡を挿入し、気管、気管支の観察、検査を行います。
 苦痛の大きい検査であり、基本的に入院、鎮静下で行っています。

胃カメラ・大腸カメラの流れ

胃カメラ

  • 胃カメラ検査をご希望の際には、当日朝食抜きで午前中に来て頂くか、前日までに予約の電話(0973-22-1600)を下さい。御予約頂くと待ち時間が短くて済みます。
  • 当日は朝食を食べずにご来院ください。
  • 検査は平均5~10分で終わります。

大腸カメラ

  • 大腸カメラの検査をご希望の方は、前日までに診察に来て頂いて検査の予約をお願いします。
    その際、下剤をお渡しします。
  • 下剤の作り方や食事の取り方の注意など診察の時にご説明します。
  • 検査は平均10~20分で終わります。
  • 検査時にポリープがあれば、その場で取ることも可能です。

* 鎮静剤を使用したり経鼻の内視鏡を使用するなど患者さんの負担や苦痛を減らす工夫をしています。