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今回「草の根国際協力研修プログラム GONGOVA2018」に2月24日〜3月3日の日程で、小南医師と参加させていただきました。 2月24日空港で早くもトラブル発生・・・。「そういえば、スーツケースの鍵をさしたまま忘れてた」と思ったら、なんと鍵がぽっきり折れていたのです。ベルトはしているものの鍵がかかっていないためパッカリ開いて中の荷物が散らばらないかと心配。村に持っていく薬も入っているのにと案じましたが、チェンマイの空港で無事にスーツケースが出てきました。 翌日2月25日またもやハプニング・・。村からの迎えが来ません。各方面に連絡をとってくださり、川嶋教授の奥様の和代氏からチャカパン先生に連絡が取れました。チャカパン先生が現地の方に伝えてくださり、ホテルに迎えの車が来ていただけました。 3時間ほどかけて、現地ジョムトン郡内バンマイホエヒアのバンデンという山岳少数民族白カレン族居住山村に到着しました。 2月26日の朝はタイ学生の退去日であり、村の伝統の踊りなど別れのセレモニーが行われました。川嶋教授よりジョンレノンの言葉「Life is what happens to you while you are busy in making other plans.」が送られました。帰国後調べてみましたが、とても意味深いものでしたので是非皆様も見てみてください。 2月27日は富田氏のアナウンスにより村人が診察に訪れました。肩・膝・腰痛を訴えられる方が主に次々と来られました。今回は持参薬に制限があり、あっという間に痛み止めは終了。しかし、小南医師の柔軟な対応にておよそ20名の村人の診療処置が行われ、村人も喜んでおられたようでした。 他に昨年新設されたという保健施設(診療所)を訪れました。この村の出身で保健師のクァン氏が出迎えてくれました。タイでは医師の診察を怖がったり、保健師や看護師が診察や処方をしたりすると聞きました。タイ特有の医療事情があるのだと思いました。
退村の日も村人が診察に訪れたり、村人に誘われてお宅訪問をすることができました。その村では機織りもよく行われているようで、糸まきや機織りを見学することができました。 時々断水したり、夜間は電気がつかず懐中電灯で移動したり、水シャワーを浴びたりと、日本では体験しない不便と思えることも、村の環境や人々の温かさで面白みに替わりました。 今回GONGOVAに参加し、タイを訪れる機会をいただいたことで、大変素晴らしい経験をすることができ有意義な時間となりました 。
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