|
2月24日(日)、日田市丸山子どもの森修復作業に、聖陵会から3名が参加し、植林を行いました。 今回は、大肥遺跡発掘の際に出土した、2000年前の種子を苗木にして、それを植林しました。
H19.2.26 西日本新聞より 『分断された森、復活へ 〜日田市大肥 カシ、シイなど300本〜』 作業道の新設に伴い、分断された2つの森を1つによみがえらせようと、日田市大肥の「丸山子どもの森」では24日、地元住民と市内の特定非営利活動法人(NPO法人)のメンバー約30人がカシやシイなど300本の広葉樹を植えた。 一帯は件の自然環境保全地域に指定され、樹齢250年を超えるカシやシイの巨木がそびえ、希少な植物や昆虫が生息している。ところが、3年ほど前間伐作業用の道路が整備されたことで、周辺では土がむき出しとなり、土砂の流出など森への影響を懸念する声も広がった。そのため、この日は道路脇にシイやカシばかりでなく、根付きが早いセンダンやタラノキなど51種の苗木を植えた。 道路整備に伴い、人が森に親しみやすくなった面もある。市内のNPO法人「初島森林植物園ネットワーク」と地元のボランティアが協力し、散策路を整備したり、植物の名前を書いた札を立てたり、昨年から「子どもの森」づくりは大きく動き始めた。 関係者は植樹後も下刈りや除伐作業を続ける構えで、参加した神川建彦(65)さんは「食べられるケンポナシや薬用樹のミズメなど、子ども教材になる植物も植えた。自然の森になるには100年かかるが、今後が楽しみだ」と話していた。
|
|